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4つの能力
当センターでは、実習生に対して「考える力・意思能力・仕事力・感謝力」の4つの能力を養い磨きをかけることを指導しています。
日本語教育、生活指導のほかに、テーマに基づいた訓練を繰り返す中で、気づき、自分で考える力が身に付き、達成感を学び感じることができます。
1 考える力

期待に応えるべく、目の前の状況を捉え、今何をすべきかを自分で考え行動できる力を育てるよう指導します。
2 意思能力

各自の夢や目標を達成するため、道を踏み外すことなく、初心を貫徹し、より充実した技能実習を実現する強い意志を養います。
3 仕事力

周囲との円満な関係を構築し、日本文化に溶け込みながら、より豊かな人間性を求めるべく視野を広げる指導をします。
4 感謝力

日本で働き、得られる技能習熟と収入への感謝、触れ合う地域コミュニティへの感謝を通じて、豊かな人間性を育みます。
指導体制と方針
講師
日本語学校等で指導経験豊富な講師と、有名企業での勤務経験を持つ講師がクオリティーの高い講習を行います。(講師は全て日本語教育有資格者です)講師年齢層も幅広く、実習生にとって、時には兄姉に相談事をするような、あるいは父母に不安を打ち明けるような雰囲気作りに配慮しています。
全ての講師は、技能実習生が来日してから初めて触れ合う日本人としての責任感と誇りを持って講習に取り組んでいます。
日本語
日本語教育は「Can-do」を導入することにより、学習の目標を具体的に示し、日本語の熟達度を高め、その評価を客観的に把握していきます。
漢字の理解や音声(発声)にも重点を置き、グループワークや校外活動などを取り混ぜながら積極的に学習する習慣を身につけさせます。
在籍期間中に、日本語への興味と、配属後も学習を継続するモチベーションを引き出していきます。
職業日本語
各職種職業自体の理解を手始めに、専門用語の学習、安全衛生、SDGsなども積極的に学習していきます。
住まう地域の特色や特産品なども教えながら、より愛着を持って配属先で働き続けられるよう支援します。
生活
職業日本語当センターでは母国での入国前研修に引き続き適度に厳しいルールとスケジュールを設け、徹底的に順守させています。
生活指導においては、「時間を守ること」と「5S」を理解し実践させることで日々の生活環境を整え、ムダを無くします。結果、配属後の仕事と生活における効率化が図られ、生産性の向上が実現します。
ゴミの分別
生活ゴミの分別体系は自治体により細かく違いがあります。また、職場の産業廃棄物分別ルールは生活ゴミの分別よりさらに厳しい管理がされています。当センターでは、できるだけ細分化した分別をルール化し、どこの自治体に配属されてもゴミ分別のルールに戸惑うことないよう指導します。
法的講習・警察講習・防災訓練
入管法令・労働関係法令はそれぞれ4時間、通訳を介して法律を徹底的に理解させ、トラブルの発生を未然に防ぐお手伝いをいたします。
警察講習は成田警察署にご協力いただき、交通安全、防犯、悪質商法・サイバー犯罪、薬物犯罪など、とくに技能実習生が巻き込まれる恐れのある犯罪等に絞り込んで解説をお願いしております。
防災訓練は、動画を利用して災害大国の実態を伝えるとともに、富里市消防本部の指導による、通報訓練、初期消火訓練、避難訓練等を実施しています。